理事長あいさつ

本場奄美大島紬協同組合
 理事長 黒田 康則

本場奄美大島紬協同組合は、明治34年9月26日に、鹿児島県大島紬同業組合として発足して、昭和29年に現在の本場奄美大島紬協同組合という名称に変わりました。当時に比べ、規模は小さくなりましたが、当組合は、日本の織物産地の中でも、創立以来1世紀以上も続いている産地組合です。

 さて、本場奄美大島紬は、日本を代表する絹織物にまで成長致しましが、現在は「技術者の高齢化」、「後継者不足」などの問題を、かかえております。

 そのような中でも、産地機屋、行政機関と協力体制を築きながら、決して悲観的になるのではなく、前向きに課題を解決するべく取り組みをスタートしております。皆様の前に結果として現れるのは時間もかかりますが、着実に一歩一歩進めていき結果が出るものと信じております。本場奄美大島紬は、奄美の先人達の努力、探求心・技術力の成果で出来上がった宝物です。守るべき所は守り、先人達に恥じぬよう進んでいきます。

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